旅と日々の雑記帳

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【旅の写真】台北で見る「北平」の文字


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(2018.5.4 Sony DSC-HX90V f5.0 1/320 17mm ISO90)

台北の街を歩いていたらしばしば「北平」という文字を見かけます。中国語読みで「ペイピン」です。
この北平は中国、北京の事なのですね。
ではなぜ北京が北平になったかというのは1925年の辛亥革命まで戻らないとならないのですが、革命後蒋介石によって中華民国が成立。その際に首都は南京となり、北京は「北平」と改名されています。そして太平洋戦争が終了し、今度は国民党と共産党の内戦の後、今度は共産党の中華人民共和国が成立、北平は北京と再び改名され、同時に首都となり現在に至っています。
共産党を認めない当時の国民党にしてみれば、自分たちが改名した「北平」を共産党により北京に改名されても、その呼称も認めるわけにはいかなかったのでしょう。
実際、私が初めて台湾に行った1988年はまだ国民党一党支配が続いており、公的機関やメディアも北京の事は「北平」と言っていました。台中の夜市で食べた、とても美味しかった饅頭もお店の看板には「北平包子」でした。ちょっとうろ覚えですが、地図にも北平と表記されていたと思います。
現在の台湾と中国の関係を見ると歴史の遺物とも言えそうなこの「北平」という文字。
今回の台湾旅行でこれを見て、まだ残っているんだなぁと思いました。

ちなみにこの写真にあるのは北京ダックのお店のようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。