1989年に台湾の高雄に行きました。当時の高雄の空港はいかにもローカルという感じで、預けた手荷物も係員がロビーに並べたものを持って行くという状態。空港から市内中心部へも乗合バスで、ちょうど来たのが黒い窓の「冷房車」。ラッキーと思った事は今でも覚えています。
その高雄での夕食、愛河沿いにあった屋台で食べたステーキが安くてとても美味しかった思い出がありました。当時は台湾でのステーキというと「牛肉」か「海老」が人気だった気がします。
それから約28年後の2018年5月に台北に行った際、この高雄での事を思い出し、もう一度牛肉のステーキが食べたいと思っていました。しかし旅程自体がちょっと駆け足の日程だった為、今回は難しいのかなと思っていました。
ところが、ふと立ち寄った台北車站2階のフードコートを見ていたら、ステーキ屋さんを見つけてしまいました。ちょうど夕食時の時間だったので、相方に高雄でのステーキの話をしたところ、それならという事でここでステーキをいただく事になったのです。お店に書かれている「美式牛排(アメリカンステーキ)」というのも好印象です。
ちょうど上手い事に、このお店には「二人用セット」があったのでこれを頼みました。セットはステーキ、パン2個、ドリンク、パイスープでした。この内容で528台湾ドルでした。大体2000円ちょっと越えでしょうか。
オーダーして数分、ブザーが鳴ってステーキを取りに行きました。
それが上の写真の様なものでした。肉の上にどっさりソースがかけられて大きさはわかりにくいですが、ソースのかけられている面積とほぼ同様の大きさでした。
それにお皿いっぱいのパスタと目玉焼き、野菜がちょこっと。これだけでかなりのボリュームです。もちろんお皿は熱い鉄皿です。
これはいろいろな食べ方ができますね。肉を食べ終えたらパスタとソースを絡めて食べたりとか。
ソースが余ったらパンにつけて食べるとか。このパンも結構美味しかったです。クリーム入りのもありましたし。
写真では何かくどそうな感じですが、実際はそうでも無く、美味しくいただいていました。それよりもとにかくボリュームあったので、途中から残さずに全部食べようという意識が強くなってしまいましたが(笑)
正直言って、高雄で食べたそれとはちょっと趣が違う感もしましたが、これだけのステーキが食べられた事が、良い思い出になりました。
次に台湾行った時はまた別のお店で食べてみたいですね。
台湾でのステーキ、結構狙い目です。